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TOAとは?

 

  アメリカ大使館農産物貿易事務所(U.S. Agricultural Trade Office Japan)がアメリカの農産物振興のため、実施しているレストランイベントで今年で2年目の開催となります。

 

  イベント期間中は、共催のレストランにてアメリカの農産物を使用した特別メニュー等が提供されます。

 

  皆様、アメリカの料理・農産物についてのイメージはどのようにお持ちでしょうか?

おそらく、日本の中ではアジア・ヨーロッパ諸国に比べて曖昧な認識が多いと思います。

農産物に関しては、大量生産・農薬使用のイメージを強く持つ方も多くいらっしゃるかと思います。

しかし、実際には小規模であったり無化学肥料で栽培を行っている農家が多く存在することも事実です。

 

  また、ひとえにアメリカンフードと言っても、海産物が多く手に入る地域や内陸部・メキシコに接する南部などで、特徴が異なるものも多く存在します。

 

  短い開催期間ではありますが、是非この機会にアメリカの食文化に触れていただきたいと思います。

 

  さっそくではありますが、実際に食事をしてきました。
伺ったのは、J.S. BURGERS CAFE 新宿店。
13:00過ぎの訪問でしたが、会社員の方からご家族連れまでさまざまな方でにぎわっていました。

以下、レポートです。

  1階入り口より階段で3階まで上がると、予想外に広くおしゃれな店内。
テラス席も多く備えており、これからの季節は気持ちよく食事ができると思う。



  座席に荷物を置いたら、カウンターで注文。
HP等では見かけなかったが、TASTE OF AMERICAと銘打たれたアメリカンバーガーというメニューがあった。
せっかくなので、私はアメリカンバーガーセット\1,180(+ドリンク\200)を、同行者はハンバーガーランチ\980(ドリンク付き・無料トッピング2種選択:ベーコン・チーズ)を注文。

代金を支払い、セットのドリンクを持ちサラダバーの案内を受けて座席へ。
ハンバーガーの到着を待つ間に、サラダバーへ向う。

サラダバーには、よく見かける葉物野菜・ゆで野菜のほかにタラモサラダ・マリネ・ほうれん草とコーンとベーコンを和えた物などもあった。
ドレッシングは、和風・胡麻・イタリアンの3種だった。



  サラダも取り終えて着席していると、ハンバーガーが到着。
左がアメリカンバーガー。わかりやすく星条旗が立っている。
見た目は、食べ応えのありそうなハンズに、よく焼き色の付いたパティ
具材は下から
  ・チェダーチーズが配合されていそうなスライスチーズ
  ・色鮮やかなブロッコリー
  ・細かめの紫キャベツ(?)、レタス等の葉物
  ・たっぷりのシーザーサラダのドレッシングのようなソース
  ・細かめでカラカラにしてあるベーコン
  ・粉チーズ
  ・食べ進めてわかったが、カットされたトマトも最上部付近に入っていた


きれいに盛り付けてあり、高さも結構ある。
添えられたポテトは、BBQやコンソメといった類のシーズニングをつけてあげたもののようだ。

注文の際に見かけたが、米国産の素材としてブロッコリーとパルメザンチーズ(パルミジャーノなのに米国産?)を使用しているとのこと。



  いよいよ実食。
ハンバーガを持ってきてもらった際に、付属の紙袋に包んで食べるよう案内されたのでその通りにする。
バンズは柔らかくすぐに素材と混ざり合い、パティはしっかりと肉を感じる。
ハンバーガーのベースとしては、結構おいしい部類に入ると思う。

  ただ、非常にもったいないのがソース。ブロッコリーとの相性や見た目を考えてか、塩気の強いソースがたっぷりかかっているため、口の中はほとんどソースの味に。
また、薫香も強く感じたが、ソースの味でベーコンによるものか、ソースによるものか、パティを焼いた際につけているものか判断ができなかった。
通常のハンバーガーにもそうだからだろうか、パティにもしっかり塩コショウがしてあるため、総合的な塩気が強く感じる。
ソースの塩分を抑えてマイルドなものにしたほうが、たっぷり入っている野菜の味も感じて面白いのではないかと思った。


--アメリカ産食材について--
・ブロッコリー/シャキシャキして食感が良い。湯通ししているため色も鮮やか。   輸送や保管技術の進化もあるのだろうが、アメリカで収穫した農産物がこれだけの鮮度で食べれるのは、すごいことだと感じる。
・粉チーズ/アメリカのチーズというと、レッドチェダー、コルビージャックやクリームチーズなどフレッシュチーズからセミハードまでのイメージを強く持っていたが、しっかりしたハードチーズも作っているのだなと思った。
が、後で聞いたところ、クラフト社のパルメザンチーズを使用しているとのこと。
こうしてソースにかけてしまうと、判らないものだ。

 


  左上が同行者のハンバーガーランチ。
このくらいシンプルなほうがおいしいかもしれない。
サラダバー付近にHEINZのケチャップとマスタードが置いてあったので、マスタードをたっぷり追加して食べてみたかった。

←ケチャップとマスタード


 

以上、雰囲気のある店内にボリューム満点のハンバーガー、興味のある方は一度行ってみることをオススメします!

 

ご馳走様でした!

 

2012年10月02日
梅沢 大輔